さてさてボーナス、楽しみですね。初めてもらう方はもちろんのこと、すでに何十回も受け取ってきたベテラン・サラリーマンでも、「ボーナス!」と聞くとニコニコと思わず顔がほころんでしまうのではないでしょうか。
今回はそんなボーナスについて、知っておくと便利なポイントを詳しく解説します。大切なボーナス運用で心がけたいこと、陥り易い失敗事例、理想的な資金計画・ポートフォリオの構築法、ボーナスで買いたい金融商品などなど...ボーナス額が予想以上のホクホク派も、期待はずれでガッカリのカツカツ派も、いますぐ役立つ情報満載の特集です。
去る2011年4月27日に発表された民間の調査機関・労務行政研究所の調査によれば、2011年の主要企業の夏のボーナスの支給額の平均は68万8146円となり、昨年夏と比べて6.4%増加したそうです。また5月18日発表の日本経団連の調べでも同様の傾向が見られ、大手企業60社の夏のボーナスの妥結額の平均は前年同期より4.17%増の80万9604円で、2年連続で増えています。
サラリーマンにとってはこれらの調査結果は朗報といえますが、実は大半の企業では労使交渉が東日本大震災前から始まり、震災の全容が不明な時点で妥結しているため、被害状況によっては冬以降のボーナス支給に暗い影を落としそうな気配です。特に上記の調査は大企業を対象に行われており、それ以外の、日本においては大半を占める中小企業を取り巻く震災後の経営環境はいっそう厳しいものとなっています。
折からのデフレ・スパイラルの影響で商品価格が長期低落傾向にあり、企業は売り上げの減少に頭を痛めています。業績の不振に見舞われた企業は、売り上げ減を固定費の削減で補おうとするため人件費に手を付けざるを得ません。しかし生活給である基本給を下げることには限界があり、なおかつリストラを避け雇用をできるだけ守るためには、ボーナスを見直す動きに繋がることは必然と言えます。
言葉のもともとの意味合いから言っても、企業の業績や個人の成績によって支給額が大きく変動するのが本来の「ボーナス」の姿です。高度経済政長期の「一律で年間6ヶ月」というのは、もはや夢物語といってもよいでしょう。
業績が良ければ6ヶ月以上出ることもあるけれど悪ければ2ヶ月や3ヶ月、場合によってはまったく出ないこともあり得る、というのが昨今のボーナスのリアルな実態と言えそうです。
ボーナスを取り巻く環境は厳しさを増してはいますが、さてそうは言っても、ボーナスが支給されるまでのドキドキする気持ちや欲しいものを頭の中で思い描くワクワク感は、何ものにも代え難いものです。
だけど実際に手にしてみると、「うんうん、満足満足」というホクホク派や「まあまあ、いい線だったかな」というホドホドの人もいる一方で、「なんだ、思ったよりもずいぶん少ないなあ」というカツカツ派や、なかには「あれあれ、こんなに少ないんじゃ困ったなー!」と冷や汗をかいているアセアセの方もいらっしゃることでしょう。
今回はそんなリッチでホクホクなあなたと、ちょっと困ったカツカツのあなたに向けてボーナスの有意義な活用法、教えちゃいます!
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