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■リボ払いの利用と注意点

クレジットカードの支払方法のひとつに、毎月の支払額を定額にできるリボルビング払い(通称リボ払い)があります。最近ではリボ払い専用のクレジットカードがあり、リボ払いにするとポイントが2倍になるなどの特典を付けて、積極的にリボ払いを宣伝しているカード会社もあります。
リボ払いについては次のことをよく理解してから利用するかどうかを判断しましょう。

1.分割払いとリボ払いの違い

クレジットカードの支払方法は大きく分けて次の3つの方法があります。

(1)1回払い

クレジットカードを利用する方のおよそ9割が選択している方法です。「翌月1回払い」「ボーナス一括払い」などがあり、金利がかからないのが特徴です。

(2)分割払い

クレジットカードの利用額を決められた回数で分割して支払う方法です。2回払いまでについては金利がかかりませんが、3回以上の分割払いについては金利がかかります。

(3)リボ払い

利用金額や利用回数に関係なく、毎月の支払額を定額にして支払う方法です。クレジットカードの利用限度額の範囲内であれば繰り返し利用しても毎月の支払額は変わりません。
分割払いとリボ払いの違いは、分割払いが支払回数を決めて返済するものであるのに対して、リボ払いは支払回数を定めず、毎月の支払額を決めるものであることです【図表「分割払いとリボ払いの違い」】。

たとえば分割払いで代金を返済中に同じカードで新たに買い物をした場合は、今までの返済額に加えて新たな買い物の代金についても返済をしなければならないので支払額が増えます。一方、リボ払い中に同じカードで新たな買い物をしても、毎月の支払額は変わりません。その代りに支払期間が長くなるので、金利の負担が大きくなり支払総額が増えます。

2.リボ払いの注意点

(1)分割払いより金利が高い。

分割払いの金利は返済回数が少ないほど低く、多いほど高くなりますが、おおむね 年率換算で10%台前半です。

一方、リボ払いの多くは、返済回数に関係なく、未返済の残高に対して年率換算で 10%台後半の金利がかかります。これは利息制限法の上限金利(年15%〜20%)とほぼ同じ金利です。

(2)便利のウラに高い金利が隠れている。

リボ払いは、上記のような高い金利を支払っていても、毎月の支払額が変わらない ので、なかなかその実感が湧いてきません。たとえば、50万円の買い物の代金を毎月2万円ずつ金利年15%のリボ払いで返済した場合、支払回数は31回で支払総額は約60万数千円になり、利息だけで10万円以上も支払わなければなりません。

(3)支払期間がわかりにくい。

リボ払いは、利用限度額内であれば追加で買い物をすることが可能で、かつ毎月の支払額が変わらないので、分割払いに比べると、支払終了の時期がわかりにくくなります。リボ払いでの買い物を繰り返し行っていると、支払期間だけでなく、借入の残高がいくらなのかもわからなくなり、その結果知らず知らずのうちに借り過ぎてしまい、返済が困難になる恐れがあります。

したがって、できるだけリボ払いは利用しないようにしましょう。

分割払いとリボ払いの違い