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生活の場面別

社会保険と年金

■自営業者が年金を増やす方法

自営業者は国民年金に加入して、将来は老齢基礎年金を受け取ります。年金は、原則20歳から60歳まで加入した際に納めた保険料額がポイント方式のような形で貯まって、その大きさに比例した金額を受け取ります。

年金の増額方法を考えるとき、現役時代に保険料をより多く納めて将来の年金を増額させる方法と、年金を貰う時期を遅らせて年金額を増額させる方法の二通りあります。

1. 保険料を納付する

(1)付加年金か国民年金基金に加入する
国民年金の加入期間中に通常の保険料とは別に付加年金(1か月400円の付加保険料を納めると年間で付加年金が200円×付加保険料を払った月数分が貰える制度)若しくは国民年金基金(地域型と職域型がある)に加入して年金を増やすことができます。国民年金基金に加入する人は、加入口数や年金の型を自分の将来設計に合わせて選びます。(毎月の掛金の上限は68000円)なお、国民年金基金と付加年金はどちらか一方にしか加入することはできません。(国民年金の保険料を免除されている人、任意加入被保険者も加入できません)

(2)国民年金保険料を納付する
また、加入期間中に定額保険料を納めずに未納や免除になっていた人は、遡って保険料を納める(未納の場合は2年間、免除の場合は10年間)か、60歳から任意加入して保険料を納付すること(加入年齢上限有り)で、老齢基礎年金の額を増やすことができます。

保険料を納付する

2. 繰下げ制度を利用する

年金は通常65歳から支給され、亡くなるまで貰えます。支給開始年齢を最低1年から5年までの範囲で、遅らせて請求をすることで、増額した年金を受け取ることができます。この場合、65歳から繰下げの申出をした月の前月までの月数に0.7%を乗じた率で増額した年金を受け取ることができます。(繰下げ率は最大で42%)

繰下げ制度を利用する

どちらの方法を選択しても、1.は保険料を払う必要がある、 2.は本来の支給年齢を超えても年金を受け取ることができないなどを考慮したうえ制度を活用すべきです。
なお、老齢基礎年金を受給中の方は、一度請求をして、年金を確定させているため、増やす方法はありません。