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生活の場面別

社会保険と年金

■厚生年金・共済年金を理解する

厚生年金とは、民間企業の会社員を対象にした年金制度のことです。共済年金とは、公務員等を対象にした年金制度で、職域ごとに3つの(国家公務員・地方公務員・私立学校教職員)制度があります。厚生年金(共済年金)の給付には、主に老齢厚生年金(退職共済年金)、障害厚生年金(傷害共済年金)、遺族厚生年金(遺族共済年金)の3種類があります。

老齢厚生年金(退職共済年金)を受け取るためには、1か月以上厚生年金(共済年金)に加入し、さらに合計の(国民年金等も含めた)加入期間が、25年(300月)以上必要になります。老齢厚生年金(退職共済年金)は原則65歳から亡くなるまで支給されます。さらに、男性と共済組合員で昭和36年4月1日までに生まれた方(女性は厚生年金のみ昭和41年4月1日まで)で厚生年金(共済年金)に1年以上加入している方については60歳から65歳までの5年間、特別支給の年金があります。特別支給の年金については請求する年齢を遅らせたとしても、金額を増やすことはできません。(繰下げは65歳以降になります。)

障害年金は、加入期間中の障害による生活を保障することを主な目的としており、被保険者期間中の初診日(初めて医者の診察を受けた日)がある場合に請求ができます。
遺族年金は加入期間中や年金を受給していた人が死亡した場合、養われていた遺族の方の生活を保障するために支給されます。

年金の請求は、厚生年金の方は年金事務所に行い、共済年金の方は共済組合に請求する必要があります。厚生年金と共済年金の両方とも年金を貰える方は、年金事務所と共済組合の両方に年金を請求する必要があります。その際には、共済組合の請求には年金事務所発行の年金加入期間確認通知書が、年金事務所の請求には共済組合発行の年金加入期間確認通知書がそれぞれ必要になります。(共済組合のみの期間しかない方は、共済組合に請求することで65歳以降は年金事務所から国民年金の支給が行われるようになります。)

老齢年金の受給の仕組み