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目的別

リスクをとって殖やす

■投資のリターンと様々なリスク

投資においては、リターンとリスクの関係がとても重要です。基本的にはローリスク・ローリターン、ミドルリスク・ミドルリターン、ハイリスク・ハイリターンといった相関関係が成り立ち、ハイリターンを狙うためには、金融商品の抱えるハイリスクを許容できるか否かが鍵となります(図表)。

リターンとリスクの関係

それではリターンやリスクの意味を整理します。
まずリターンは、運用により得られる収益を指し、債券の利息や株式の配当などのインカムゲインと、投資元本の値上がりで発生するキャピタルゲイン(値下がりは「キャピタルロス」)に大別できます。そしてリターンは、両者を合わせたトータルリターンで評価され、他の金融商品と比較できます。

キャピタルゲイン:債券や株式など、保有資産価格の上昇によって得られる売買差益のこと。
インカムゲイン:銀行預金などの受取利息等、資産を保有し続けることによる継続的な現金収入。

続いてリスクですが、投資では「不確実性」を表わす言葉として用います。損得の振れ幅が大きいことをリスクが大きい、振れ幅が小さいことをリスクが小さいといいます。主なリスクをみていきます。

まず価格変動リスクは、株価や債券価格などの市場価格の動きを反映した金融商品の価格変動です。信用リスクは、投資資金を回収できなくなる可能性をいいます。株式や債券の発行体(国、企業など)の信用力の高低として評価されます。また、外貨で運用する金融商品は、外国為替相場の変動により為替差益や差損といった為替リスクを抱えます。

以下、投資をするうえで大事なポイントを指摘します。

  • 1.リスクのとれる範囲を決めて、購入商品がその範囲に収まることを販売担当者の説明や目論見書等でしっかりと確認すること
  • 2.債券と株式といった値動きの異なる金融商品の組み合わせ、株式でも内需株と輸出関連株のように値動きの異なる銘柄の組み合わせ、といった分散投資(値動きの相殺により、リスク軽減が狙える)を心掛けること
  • 3.購入後も、リスクを巡る環境が変わる可能性があり、定期的に配分等の見直しを図ること

リターンを高めることに気を取られ、リスクへの目配りを欠くことのないよう、バランス感覚を働かせたいところです。