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リスクをとって殖やす

■コモデティってなんだろう?

コモデティ(commodity;商品、産物。石油や大豆といった産業や日常生活に必要不可欠なモノの総称)が投資対象として注目されています。一般にコモデティは、株式や債券との相関関係が低いと言われ、株式や債券と組み合わせると分散効果が高いと考えられています。ただ、相場変動が大きく、運用コストも高いので、ウエイトの掛け過ぎに気を付ける必要があります。

それでは「コモデティの動向」と「コモデティ投資の方法」を見ていきます。
世界レベルの経済の構造変化がコモデティ相場に影響を与えています。とりわけ中国、インド、ブラジルなどの新興諸国の経済発展に伴うコモデティ需要の高まりです。経済が高度成長を続け、生活水準が上がるにつれ、今後もエネルギー、素材、さらにはインフラ投資まで広範囲にコモデティ需要が拡大するものと思われます。国際的な商品指数である「CRB商品先物指数」も、2002年以降に上昇トレンドを示しています(図表)。

CRB商品先物指数

コモデティ投資の方法としては、やや複雑になりますが、「商品インデックス」(様々な商品指数が存在)に連動する債券が発行され、その債券を購入する形で運用成果を目指す「コモデティ・ファンド」と呼ばれる形態が一般的です。この仕組みによって、1万円程度から商品を購入することができます。

以下、コモデティ投資における注意点を見ていきます。

  • ・新興諸国における現実の需要(実需と呼ばれる)の他に、先進国の金融緩和による過剰流動性(お金が世の中にジャブジャブ有るイメージ)が投機マネーとしてコモデティ市場に流入し、相場を押し上げたり、急落させる要因となっていること
  • ・コモデティ・ファンドは、直接商品を購入するといった投資に比べると、運用会社や信託銀行などが関係するのでコスト面で割高。期待リターンから運用コストを引いた、実質的なリターンで投資判断を行うこと

これらを踏まえて、コモデティ投資に当たっては、総資産の5%程度から多くても10%以内にとどめておきたいところです。