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家庭のマネー学 ライフプランから資産運用まで〜 あなたと家族を守る人生ガイド

目的別

リスクをとって殖やす

■バランスのとれたポートフォリオを組もう

ポートフォリオとは、金融資産の配分のことをいいます。金融資産は安定型資産と積極型資産に分けられ、前者は預貯金や国内債券が、後者は国内株式、海外債券、海外株式などが該当します。ポートフォリオを組むということは、ライフプランから導き出した「目標運用利回り」(金融資産を1年あたり何%増やすかといった目標)を実現するために、これらの金融資産の配分比率を決めることに他なりません。その際、値動きが異なる資産を組み合わせることにより、リスク(収益の振れ幅)の軽減が図られ、投資においては重要なテーマとなります。

それでは、資産配分の目途と、ポートフォリオを組むうえでのポイントを見ていきます。
資産配分の目途については様々な考え方があり、モデルがあるわけではありません。また、どの程度の目標運用利回りを目指すのか、その家計はどの程度のリスクを許容できるのか、といった個別事情でも異なります。そんな中で、投資の初心者をイメージして、年代別、金融資産残高別の積極型資産への配分比率のおおよその目途を描いてみました(図表)。30歳代で金融資産3,000万円以下のケースで見ると、40%を積極型資産へ、残り60%を安定型資産(預貯金、国内債券)へといった配分が導き出せます。積極型資産40%の内訳は、たとえば国内株式15%、海外債券15%、海外株式10%といったように各自が判断します。

年代別・金融資産残高別の積極型資産の配分比率(おおよその目途)

続いてポートフォリオを組むうえでのポイントを見ていきます。

  • 1. 株式や債券だけではなく、REITやコモデティなどを含めて、値動きが異なる金融商品を組み合わせることにより、リターン(収益)を維持しながらリスクの軽減を図ることができます。特定の金融資産が突出することなく、バランスを保つことが重要です。
  • 2. 設定後も、定期的(半年、1年等)なポートフォリオの見直しを行うべきでしょう。各資産の価格(株価等)が変動すると、当初の配分比率が変わり、ポートフォリオのリスクの度合いも変化します。変化した配分割合を当初の配分割合へ調整し直す方法を「リバランス」といいますが、投資もメンテナンスが必要ということです。