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家庭のマネー学 ライフプランから資産運用まで〜 あなたと家族を守る人生ガイド

生活の場面別

仕事について

■今やワーク・ライフ・バランスの時代

ワーク・ライフ・バランスを理解しよう

少子高齢化が進み、人口が減少していけば、これまで以上に仕事と仕事以外の役割(子育て、介護、地域活動等)を担う必要のある人が増えていきます。労働人口も減少するので、企業としても女性や高齢者などをもっと活用する必要があります。また、消費者ニーズの多様化や社会経済情勢の変化のスピードが速くなるなかで、企業は、多様な人材を活用し、こうした変化に対応していく必要に迫られています。仕事以外の役割を抱える多様な人材を活用するためには、企業における働き方を見直し、多様な働き方を可能とする必要があるのです。

ワーク・ライフ・バランスとは、人それぞれの希望に応じて、「仕事」と、子育てや親の介護、地域活動などの「仕事以外の生活」の調和が図れることをいいます。望ましいバランスは、人によっても違いますし、青年期・子育て期・中年期といったライフステージによっても変化します。

ワーク・ライフ・バランスの実現のためには、これまでの働き方を見直すことがポイントになります。ワーク・ライフ・バランスが実現すれば、個人は、より充実した生活を送り、成長しながら働くことができ、企業は、社員の力を十分に引き出して、持続的に発展することができ、社会全体にも活力が生まれます。

ワーク・ライフ・バランスを実現すると、自分が望むバランスで仕事と仕事以外の生活に取り組むことができます。子どもと過ごす時間が増えたり、地域活動や趣味、自己啓発等に取り組むことができたりすることで、仕事以外の生活の満足度がアップし、日々の生活が充実します。さらに生活にメリハリがつくことで、仕事に対するモチベーションも向上するといった好環境を生み出します。アメリカやイギリスでは1990年代から、不況期において女性や多様な人材の確保のため、社員の働きやすさと生産性の向上を両立させる方策として考え出されました。日本ではここ5〜6年で企業、国、自治体の間に広まっています。

ワーク・ライフ・バランスを組み込んだ夫婦の働き方

生涯のライフプランを確実に実現させるためには、一般的な会社員世帯では、共働きをすることになります。しかし、最近では保育園の待機児童問題に代表されるように、公的な支援制度は不十分です。そこで、夫婦で話し合って、夫婦それぞれが仕事を頑張りたい時期、出産や子育てに比重を置きたい時期、両親の介護を行う必要がある時期には、夫婦で我が家のワーク・ライフ・バランスを十分話し合って実現することが大切です。

特に子どもの就学時以降は母親にだけ任せるのではなく、父親としてもより一層の協力が求められます。

末子年齢別生活及び仕事の満足度