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■保険会社の種類と選び方

生命保険会社の種類には次の3つがあります。
1. 一般の生命保険会社 2.ネット生命保険会社 3.共済

1.一般の生命保険会社

いわゆる従来の保険会社です。生命保険会社の営業職員や保険代理店の担当者などを通して申し込む対面販売となっているものです。メリットとしては営業の人と対面で話ができるので安心感を得られます。デメリットとしてはその人件費がかかっている分、保険料が高いこと、また複雑な商品が多く、その商品を理解していないのに勧められるままたくさんの特約がついた保険に入ってしまいがちなことです。

2.ネット生命保険会社

主にインターネット経由で直接契約を結べるものです。メリットとしては、営業員がいないため人件費がかからず、このため保険料を安く抑えることができるのが特徴です。また、商品は掛け捨てのみでシンプルでわかりやすいことが特徴です。他にも24時間好きな時に契約ができる、などの使いやすさのメリットもあります。デメリットとしては、ある程度の契約者の知識と責任が必要となることです。

3.共済

主なものとして・都道府県民共済・全労済・CO-OP共済・JA共済があります。どれも運営は民間の保険会社ではなく共済組合が行っています。メリットは都道府県民共済の場合、加入時の年齢に関係なく掛け金が一律で安く、中高年層にとっては割安となっている点です。また、各手続が早いことも大きなメリットです。加入時だけではなく、支払時も比較的に短時間に保険金の振込が行われます。デメリットは保障額が低いので、万が一の備えとしては十分な額とは言えず、60歳以降になると更に保障額が少なくなってしまいます。そのため、不足分は一般の生命保険に別途加入することも一つの方法です。

また、銀行・信用金庫・証券会社などが保険代理店として保険商品を販売している場合や、生命保険会社が他の生命保険会社の商品を代理店として販売している場合もあります。それらの場合、銀行用に専用の商品を開発していたり、同じ商品でも異なる名称をつけていることもあります。これらはあくまでも申し込みがそこで行われるのであって、あくまでも保険契約は商品を出している保険会社と結んでいることに注意して下さい。

各種保険会社のメリットとデメリット

保険会社の種類 メリット デメリット
(1)生命保険会社 安心感 保険料が高い
商品が複雑
(2)ネット生命保険会社 保険料が安い
商品がわかりやすい
ある程度の知識と責任が必要
(3)共済 掛け金が年齢に関係なく一律で安い
各種手続きがスムーズ
保障額が十分でない
FPからのアドバイス・注意点

もう一つ保険会社を決める際に気を付けたいことは、その会社の財務情報・健全性を知ることです。2008年の経済下では8社の生保会社が破綻し契約者が保険金をカットされたことがありました。
判断する基準としては、支払余力を示す「ソルベンシー・マージン比率」というものを確認することです。これは通常の予測を超えて発生するリスクに対応できる支払余力を数値化したものです。閲覧はホームページなどでできます。
また、「掛け捨て」と呼ばれる定期保険で契約すれば、破綻の影響はほとんど出ることはありません。

色々な種類のある保険。ご自分に必要な商品に、内容を納得した上で入ることが大切です。