OCN | マネー - 家庭のマネー学 -

家庭のマネー学 ライフプランから資産運用まで〜 あなたと家族を守る人生ガイド

目的別

備える

■話題のネット生保の、かしこい選び方

いま話題となっているネット生保は、インターネット上ですべての手続きが行える生命保険です。

ネット上のシミュレーションで保障内容を決定

通常の生命保険では一般的に、担当者と直接面談し、家族構成やライフプランをもとに「どのような保険がいいか」や「予算はどのくらいか」などを相談しながら決めます。

ネット生保のサイトでは、必要保障額のシミュレーションや保険料の見積もりがいつでも簡単にできるので、忙しい人にはとても便利です。またQ&Aなども充実しているので、不明な点があればコールセンターに問い合わせることも可能です。補償内容と保険料を見比べながら、利用者自身がマイペースでじっくりと選ぶことができます。

特に、通常の生命保険に比べて保険料が大幅に割安となっているのが人気の理由です。

大幅に割安な保険料がネット生保の魅力

例えば、30歳の男性が定期死亡保険に加入する場合の保険料は、ある国内大手の生命保険会社の場合、月額7,170円に対し、あるネット生保会社では月額3,450円と半分以下にもなっています。

こうした保険料の違いは、大手生命保険会社では対応する外務員の人件費や、都心にある大きな本社ビルや駅前にある営業拠点の維持費などが保険料を算出する上でのコストとして計算されるのに対して、ネット生保ではそれらのコストをかけずに営業ができるからです。

一方、ネット生保にもデメリットがあります。

ここに注意! ネット生保のデメリットとは?

まず挙げられるのが、「取扱商品が少ない」こと。取り扱っている商品は、主に死亡保険や医療保険で、特約も少なくいたってシンプルです。このことは特約をたくさん付けて販売する通常の生保に比べて、保険料が少なくて済むメリットである反面、選ぶ範囲が狭いというデメリットにもなっています。

また「保険知識が必要」な点も、デメリットと言えるでしょう。ネット生保では、商品選びから補償内容まですべて、自分ひとりで決めなければなりません。サイト上に掲載されているさまざまな情報やシミュレーションや、わかりやすいアドバイスなどを利用できるので、そんなに難しい知識は要りませんが、多少の保険知識は必要です。

場合によってはネット生保の方が高いケースも

また、ネット生保各社の中でも取扱商品や保険料に差があるので、自分に合った保険会社を選びましょう。

例えば、ネット保険会社によっては、年齢が若いうちは他社に比べて保険料は安いものの、年齢が進むほど他社より高くなるものがあります。生命保険は長期に加入するものなので、加入時だけでなく将来の保険料についても確認することが必要です。

また、禁煙割引や健康体割引が受けられる健康な方であれば、ネット生保ではなく、通常の生保の方が保険料が安くなることもあります。

したがって、ネット生保間同士だけでなく、通常の生命保険も含めて広く比較するようにしましょう。

ネット生保と通常の大手生保の保険料比較例

30歳男性・保険期間10年  死亡定期保険金3,000万円
保険会社 月額保険料
通常の生保会社 A社 7,170円
B社 7,110円
C社 6,870円
ネット生保会社 X社 3,484円
Y社 3,476円
Z社 3,450円