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■返品不可? 意外と知らないテレビショッピングの「常識」とは?

手軽なTV通販のはずが…:主婦Oさんの場合

簡単!安い!テレビショッピングは、今や多くの人が利用しています。
主婦のOさんはテレビショッピングで、モデルが手に持ったり、肩から下げて紹介していたバッグを見て、好みの柄と色合いで大きさもぴったりと思い、すぐに電話で注文をしました。商品が届きウキウキしながら開封したのですが、実物は想像以上に大きくて小柄な自分にはバランスが悪い。身長の高いモデルが持っているから素敵だったんだと気がつきました。
購入した会社に返品を申し出ましたが、「開封しているから返品には応じられない」と断られました。そこで「では、クーリング・オフで契約を解約したい」と伝えたところ、それもできないといわれました。

通販にはクーリング・オフはない

そもそも、通信販売にはクーリング・オフは適用されません。返品できるのか、できないのか、返品できる場合の条件などは販売会社が定める「返品特約」に基づいて決まります。広告に「返品できない」と明記してあれば返品できません。返品の可否や条件の記載がないときは、商品が届いた日から8日以内であれば契約を解除できます。したがって、広告でよく確認することが重要です。なお、返品に関する条件は販売会社によって異なります。「未開封に限り返品可」「開封後の返品不可」のような広告表示の場合には、使用していなくても開封(包装から出した場合)すると返品できなくなるので注意が必要です。

購入前に、慎重に確認を

テレビショッピングの場合、返品についての表示が画像で示され、しかも時間がごく短いことから見落とすこともあります。購入する場合には必ず販売会社に確認するようにしましょう。なお、届いた商品が壊れていた場合や申し込みと異なる商品が届いた場合には、返品特約とは別に、販売会社に申し出ることができます。この場合、注文通りの商品の在庫があれば通常は交換してもらえ、交換商品がない場合には契約を解除できます。その際の、商品の返還や交換にかかる送料は販売会社が負担することになっています。