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■デビットカードを賢く便利に使おう

デビットカードとは-手数料、年会費、金利などいっさい不要

デビットカードとは、金融機関でATM引出用に発行された磁気ストライプのあるキャッシュカードを、そのまま買い物や飲食代金、ガソリンスタンドなど全国30万カ所以上のお店での支払いに利用できるサービスです。したがって「デビットカード」という新しいカードが発行されるわけではありません。申し込み手続きや手数料、年会費、金利などはいっさい不要です。また、通常のクレジットカードと違い申し込み時の審査がないため、クレジットカードの取得困難な人でも、預金口座開設と共に発行できます。
デビットカードサービスが利用できるのは、ゆうちょ銀行や都市銀行をはじめとする全国の金融機関。現在は、約1200の金融機関で取り扱っています。

デビットカードの使い方-その特徴とメリットは?

利用代金を支払う際にデビットカードを提示し、端末機に暗証番号を入力すると、利用者の金融機関の預金口座から即時に利用代金が引き落とされ、数日後に利用店の口座に入金される仕組みです。したがって、買い物や支払いのために、現金を引き出しておく必要はありません。そのため、多額の現金を持ち歩く不安や、お金を使いすぎてしまう心配も抑えられます。
ただし、利用した時点で預金口座から自動引き落としされるので、口座に残高がないと利用はできません。つまり、残高の範囲内での利用となります。
また、デビットカードが使える時間帯などに制限もあります。ゆうちょ銀行や都市銀行などでは平日ほぼ24時間365日使えますが、それ以外の金融機関においても、平日は8時〜21時、土日祝日は9時〜19時の時間帯は必ず取り扱えるようになっています。それ以外の時間帯は各金融機関が定めています。ただし、利用時間、曜日にかかわらず、キャッシュカードのように時間外手数料などは一切必要ありません。

デビットカード、使用上の留意点

デビットカード利用時には暗証番号の入力が必要で、キャッシュカードを利用する際と同じ4ケタの数字となります。暗証番号の入力に際し、連続して押し間違えた場合、そのカードは利用できなくなるので注意しましょう。なお、無効となったカードは同時に、ATMでも利用できなくなります。金融機関の窓口で無効の解除、再発行の手続きが必要となります。
利用店での暗証番号入力の際には必ず自身で入力し、暗証パッドを手元に引き寄せるなど、他人に見られないように気をつけましょう。
なお、デビットカードとして利用するキャッシュカードが盗難、紛失、詐取等にあった場合に、デビットカードの不正利用により発生する損害には保険がセットされています。保険金の上限は200万円となっています。
デビットカードを紛失したり盗難に遭った場合には、キャッシュカード紛失の場合と同様の対応が必要となります。キャッシュカードを発行した金融機関に速やかに連絡をし、カードを無効にするなどの手続きを行います。その後、金融機関の窓口で再発行手続きを行います。

キャッシュカード(デビットカード)の1日の利用限度額(三菱東京UFJ銀行の例)

取引内容 1日当たりの利用限度額
引き出し(デビットカードの取引を含む) 50万円
振り込み 100万円
振り替え
クレジットカード機能を持つデビットカード

これまでの話は銀行キャッシュカードのデビット機能についてでしたが、それとは別にクレジットカード機能(Visa、Master)付きデビットカードがあります。国内で現在数種類発行されており、その多くは銀行キャッシュカードにVisaやMasterのデビット機能が付加されたもので、決済時の使用方法はクレジットカードと同様、しかもデビット機能により口座から即時決済されます。原則的には無審査発行、Amazonや楽天などのネット決済等にも使用できる大変便利なカードですが、決済時に手数料がかかったり、年会費など維持費がかかるものもあるので注意が必要です。