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生活の場面別

日常生活の危機管理

■最近、関心が高まっている自転車保険とは

退職後は、自ら管理して支払う国民健康保険に

近年、省エネ意識の高まりやエコへの関心、健康への気配りやその手軽さなどが受けて、自転車がブームになっています。街には颯爽と自転車を走らせる人の姿もずいぶんと増え、通勤や通学など、多少の距離であれば電車やクルマを使用せず、自転車で移動するという人も多くなっているようです。

一見、いいこと尽くめのようにも見えるこの自転車ブームですが、街に自転車の数が増えることによって、自転車による人身事故や物損事故も多くなっています。そのため最近、以前はあまり知られていなかった自転車保険への関心が高まっています。

自転車事故の際のケガや損害を補償

一部の損害保険会社ではこうした需要に応えて、「傷害保険」と「個人賠償責任保険」とをセットにした自転車保険を取り扱っています。「傷害保険」は、自転車に乗っているときの自分自身のケガや歩行中に自転車に衝突されたときにケガを負った場合の補償、「個人賠償責任保険」は、自転車に乗っているときに第三者に対する損害賠償事故(対人賠償・対物賠償)被害を与えた場合に補償する保険内容が一般的です。加入方法は、自転車保険を取り扱っている損害保険会社に、ネットなどで申し込みます。

「TSマーク付帯保険」に加入する方法も

自転車保険には別の加入方法もあります。自転車を購入した時や整備や点検をした時に、そのお店で「TSマーク付帯保険」に加入する方法です。お店が加入している自転車関係団体と、複数の損害保険会社とが契約をしているため、個人が保険会社と契約する必要がなく自転車保険に自動的に加入できるシステムになっています。

「TSマーク」は、公益財団法人日本交通管理技術協会が認定する、自転車安全整備士が自転車を点検し、安全であると認めた場合に貼られるシールのことです。TSマークの「TS」は、「Traffic(交通)」と「Safety(安全)」の頭文字から採られています。点検・整備とTSマークの貼り付けにかかる費用は、各自転車店の点検整備料(おおむね1,000〜1,500円)により異なりますので、各自転車店にお尋ね下さい。

また、この料金はあくまでも自転車の点検、整備を受ける料金であり、点検、整備を受けずにTSマークだけを貼ることはできません。このTSマークには赤色と青色があり、それぞれ補償内容が異なります。

最近では、「TSマーク付帯保険」の加入が一般的に

この保険の長所は加入者個人ではなく自転車に付帯しているため、自転車の所有者に限らず、その自転車に乗車している家族や友人なども対象となることです。最近では、「TSマーク付帯保険」への加入が一般的となっています。

●損害補償

種別 死亡若しくは
重度後遺障害(1〜4級)
入院(15日以上)
青色TSマーク 30万円 1万円
赤色TSマーク 100万円 10万円

●賠償責任補償

種別 死亡若しくは
重度後遺障害(1〜7級)
青色TSマーク 1,000万円
赤色TSマーク 2,000万円