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目的別

安全に貯める

■国債をもっと知りたい

安全・確実に貯めるための商品としては、国債も選択肢のひとつとなります。国債とは、国が資金調達のために発行する一種の借用証書のようなものです。日本が経済破綻しない限り、元利と金利を国が保証してくれますので、安全性重視の預貯金に近い商品といえます。

一口に国債といっても何種類もありますが、代表的なものは「個人向け国債」です。個人向け国債には、「3年固定金利型」・「5年固定金利型」・「10年変動金利型」の3つのタイプがあります(表参照)。証券会社や銀行、郵便局など身近なところで、1万円単位で購入することができます。利払いは半年ごとで、利子は銀行預金と同じ20%の源泉分離課税、マル優や特別マル優を利用することもできます。3年・5年のタイプは、発行時に決められた金利が償還期限(満期時)まで変わらない固定金利ですから、購入時に償還(満期)までの受取額が確定します。購入日以降、市場の金利である実勢金利が下がっても購入した個人向け国債の適用される利率は変わらないので安心です。したがって、不況が続き、市場の金利が下降する時に有利な商品といえます。

中途換金は3年固定金利型は発行日から1年、5年固定金利型は発行日から2年経過すれば、いつでも可能です。一方、10年のタイプは半年ごとに実勢金利に応じて見直す変動金利で、半年ごとにその時々の10年固定利付国債の金利水準に応じて変動します。実勢金利が上昇すると、それに伴い利率も上がっていきますので、景気がよくなり、将来的に金利が上昇すると思われる時に有利な商品といえます。中途換金は発行日から1年経過すればいつでも可能です。変動・固定のどちらを選んでも、下限金利が設定されていますので、この先いくら金利が下がったとしても最低0.05%の利率は約束されていますので安心です。

注意点としては、やむを得ず中途換金する場合、ペナルティとして、半年ごとに受け取った直前2回分の利子(5年固定金利型は4回分)が元本から差し引かれてしまうこと。堅実な資産運用を目指す方にはお勧めの商品といえるでしょう。

個人向け国債3タイプの違い

  3年固定金利型 5年固定金利型 10年変動金利型
満期 3年 5年 10年
金利 固定金利 固定金利 変動金利
金利水準 基準金利−0.03% 基準金利−0.05% 基準金利−0.80%
金利の下限 0.05%
中途換金 発行日から1年経過以降
いつでも可能
発行日から2年経過以降
いつでも可能
発行日から1年経過以降
いつでも可能
中途換金の特例 保有者がお亡くなりになった場合、または大規模な自然災害により
被害を受けた場合は、上記期間未満であっても可能
中途換金時の換金金額 額面金額+経過利子相当額
直前2回分の各利子
(税引前)相当額×0.8
額面金額+経過利子相当額
直前4回分の各利子
(税引前)相当額×0.8
額面金額+経過利子相当額
直前2回分の各利子
(税引前)相当額×0.8
発行頻度 毎月発行 年4回(4月・7月・10月・1月)発行