OCN | マネー - 家庭のマネー学 -

家庭のマネー学 ライフプランから資産運用まで〜 あなたと家族を守る人生ガイド

目的別

安全に貯める

■新入社員向けの貯蓄方法、そのポイントは?

就職当初から貯蓄計画を

4月から新社会人となり、初めて給料をもらう、という方も多いのではないでしょうか。就職して毎月給料を受け取るようになると、自分でお金を管理することが必要になります。お金の管理ができないと無駄な出費がかさみ、借金ができてしまったり、貯金ができなくなったりします。この先のライフプランでは、結婚資金の準備や家庭を持ための準備資金、マイホーム資金など多額のイベント資金が必要となります。そこで就職当初から実行に移し、確実な貯蓄をしていきましょう。

まずは年間の貯蓄目標を決めよう

貯蓄目標は多いに越したことはありませんが、無理な計画では長続きしません。住宅費や生活費など必要なものは優先して確保しなければなりませんが、同じ程度に貯蓄も優先することが大切です。一般に独身の新入社員では、年収の20%程度の貯蓄をしている人が多いようです。例えば、年収250万なら50万円程度となります。したがって、家賃や生活費などは残りの資金で予算化するようにしましょう。

年間50万円の貯蓄目標と決めたら、例えば毎月の給料から2万5,000円、年2回のボーナス時にそれぞれ10万円ずつといったように、具体的な貯蓄額も決めてしまいましょう。

確実に貯めるなら給与天引きや自動積立で

毎月の貯蓄金額を決めても、予定以外の出費などや欲しいモノが出てきて、貯蓄ができなくなることも起こり得ます。したがって、確実に貯めるためには、給与天引きがもっとも効果的です。勤務先に財形貯蓄制度があるなら「一般財形」を利用すれば、天引きされた残りの金額が支給されるので確実に貯めることができます。引き出すには、勤め先で手続きが必要なため、貯蓄をすぐに取り崩しにくいこともプラスに働く効果があります。

財形貯蓄制度がない場合には、給与振込をする銀行で「自動積立預金」を作りましょう。毎月決まった日に、給料振込された預金口座から自動積立預金口座に自動的に振替えてくれます。こうすれば手間をかけずに確実に貯蓄を増やすことができます。

預金口座は2つ作るのが理想

預金口座はたくさん作ると効率が悪く、管理も行き届きません。給料が振り込まれるメインの口座と、生活費専用の口座の2つ程度にしておくのが理想的です。給与が振り込まれたらすぐに、あらかじめ決めた1カ月分の生活費を生活費専用口座に移し替えます。こうしておくことで、生活費専用口座の残高を見れば月の残りの生活費がわかるようになります。また、普段持ち歩くキャッシュカードも生活費専用口座に限定することで、余計な出費はさらに防げるはずです。こうした生活に慣れれば、生活水準が一定化して計画的な貯蓄ができるようになります。

貯蓄は、失業などに対する生活の備えや将来のイベントに備えるということだけではなく、楽しみや自分の目標を実現するためにも必要です。貯蓄ができるようになれば、自分に自信が持てるようにもなります。生活や仕事に夢を描くためにも、ぜひ貯金力を身につけましょう。

確実な貯蓄をするための預金口座

財形貯蓄 給与天引きで「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」「一般財形貯蓄」がある
自動積立預金 給料日翌日などに自動積立を設定。利率のよいネット銀行の利用もよい
メインの預金口座 給与振込と住宅費や保険料など固定費の支払いに使う
生活費専用口座 食費や光熱費など変動費をまかなう。ATM利用の便利な銀行を選ぶ